新作ミュージカル『イリュージョニスト』あらすじ&登場人物紹介!

世界初演、日英共同制作のオリジナル新作ミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』が、日生劇場(東京・有楽町/日比谷)で上演されます。演出は『タイタニック』、『グランドホテル』のトム・サザーランドさん。2021年1月18日(月)~1月29日(金)、日生劇場で上演予定。

2021年11月3日追記
主演アイゼンハイム役の三浦春馬さんご逝去により、主演アイゼンハイムを当初皇太子レオポルド役の予定だった海宝直人さん、そして皇太子レオポルド役には新たに成河さんがキャスティングされたと報じられました。

愛希れいかさん(ソフィ)、栗原英雄さん(ウール警部)、濱田めぐみさん(ジーガ)は当初の予定通り。

上演を続けるか否か様々な葛藤があったことと思います。でも三浦春馬さんが注いできた情熱を止めることなく、キャストさん、スタッフさん一丸となり全力で取り組んでくださることに、心から嬉しく思います。

きねちゃん

『イリュージョニスト』は、『幻影師アイゼンハイム』(小説・映画)が原作の作品。ハプスブルク帝国が終焉を迎えようとしている世紀末のウィーンが舞台です。
 
ストーリーはフィクションですが…
 
映画では、崩壊一歩手前のハプスブルク家に話が微妙にリンク。

オーストリア皇太子レオポルドは、エリザベートの息子ルドルフがモデルです😳

詳しくはこちら→世紀末のハプスブルク家とリンクしている作品

基本情報

原作/脚本/作詞・作曲/演出

原作小説:スティーヴン・ミルハウザー作『幻影師、アイゼンハイム』

きねちゃん

『幻影師、アイゼンハイム』は「バーナム博物館」の中の短編。「バーナム博物館」のバーナムは映画「グレイテスト・ショーマン」のP・T・バーナムです。


バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

映画:『幻影師アイゼンハイム』(2006年)

脚本:ピーター・ドゥーシャン
作詞・作曲:マイケル・ブルース
演出:トム・サザーランド
オーケストレーション・音楽監督:島健

ミュージカル『イリュージョニスト』は、2006年公開の映画『幻影師アイゼンハイム』を原作にしています。

映画のもとになったのは、幻想文学の作品で知られるピューリッツァー賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザーの短編小説。

この小説にインスピレーションを得たニール・バーガー監督が、映画『幻影師アイゼンハイム』を制作しました。

上演時間:未定

分かり次第追記

公演日程

日生劇場(東京)2021年1月18日(月)~1月29日(金)

作品特徴
娯楽
(2.0)
ミステリー
(5.0)
ラブ
(5.0)
ノンフィクション
(2.0)
子供向け
(1.0)
物語の舞台:ウィーン

ミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』のあらすじ

ストーリー

19世紀末のウィーン。

イリュージョニスト・アイゼンハイムは、興行主ジーガと共に世界中を巡業していた。

魅力的なイリュージョンで大衆の心をつかむアイゼンハイム。

ウィーンでの公演中、アイゼンハイムは幼い頃お互いに恋心を寄せ合った公爵令嬢ソフィと再会する。

二人は身分が違い無理矢理引き裂かれた過去があった。

再会したソフィはオーストリア皇太子レオポルドと婚約間近。

レオポルドはハンガリー人から人気の高いソフィと結婚し、ハンガリー人を味方につけて皇帝につこうとしていた。

しかし再会したアイゼンハイムとソフィは変わらぬ愛を確かめ合い、逢瀬を重ねる。

二人の密会を知ったレオポルドは激怒し、剣を手にソフィを追う。

その夜、ソフィは死体となって発見された…..

登場人物&キャスト

新作ミュージカルなので、映画『幻影師アイゼンハイム』を元に登場人物を紹介しています!(なのでミュージカルでは微妙に違う箇所もあるかも😅)

なお、皇太子レオポルドは、映画のもとになったミルハウザーの小説『幻影師、アイゼンハイム』には登場しない人物です。小説ではアイゼンハイムが求愛するソフィ―という女性が出てきますが、映画とは設定が異なります。

キャスト表


キャスト
アイゼンハイム海宝直人
レオポルド皇太子成河
ソフィ愛希れいか
ウール警部栗原英雄
ジーガ濱田めぐみ

アイゼンハイム:海宝直人

役柄

不思議な技を操るイリュージョニスト。

もとは家具職人の息子で名前はエドゥアルド。

幼いころ道で出会った奇術師の技に魅了される。ある日、テッシェン公爵令嬢のソフィと出会い二人は惹かれあうが、身分の違いから引き離されてしまう。

失意のエドゥアルドは名前をアイゼンハイムと変え世界中を旅し、奇術の腕を磨き15年後、ウィーンへ戻ってくる。

海宝直人(かいほう なおと)

生年月日 1988年7月4日
出生地 千葉県
身長 176cm
血液型 A型

数多くのミュージカル作品で活躍。劇団四季『美女と野獣』のチップ役で舞台デビュー。『ライオンキング』初代ヤングシンバ。『アラジン』、『レ・ミゼラブル』、『ノートルダムの鐘』、『ジャージー・ボーイズ』、『アナスタシア』などに出演。

レオポルド皇太子:成河

役柄

オーストリア皇太子。

暴力的で冷酷な人物。頭は切れる。人物像は異なるが、設定等はルドルフ皇太子がモデルになっている。

成河(ソンハ)

生年月日 1981年3月26日
出生地  東京都
身長 168cm
血液型 B型

大学時代から演劇を始める。2004年『エンジェルス・イン・アメリカ』のエンジェルス役に抜擢され注目をされて以降、数々の舞台に出演し存在感を示している。ストレートプレイ、テレビドラマ、映画でも活躍。映画『美女と野獣』ではルミエール役の吹き替えを担当。本作の演出をしているトム・サザーランドさんの『グランドホテル』に出演。他に『ハムレット』、『100万回生きたねこ』、『スリル・ミー』、『エリザベート』など。

ソフィ:愛希れいか

役柄

テッシェン公爵令嬢。幼い頃、アイゼンハイム(エドゥアルド)と恋に落ち一緒に逃げようとするが、引き裂かれてしまう。

ハンガリー人に人気が高く、ハンガリーの後ろ盾で皇帝になりたいレオポルドと婚約間近。

愛希れいか(まなき れいか)

生年月日 1991年8月21日
出生地  福井県
身長 167cm
血液型 A型
愛称 ちゃぴ

宝塚で男役後、娘役へと転向。2018年「エリザベート -愛と死の輪舞-」でタイトルロールを演じ退団。退団後は、東宝『エリザベート』、『ファントム』に出演。

ウール警部:栗原英雄

役柄

ソフィの事件の真相を追う警部。趣味で手品をやっている。

皇太子レオポルドの腹心ながら、ソフィーの事件の捜査にあたって皇太子の犯行を探す事も辞さない職務に忠実な人物。

アイゼンハイムを監視するが、平民出(肉屋の息子)であるがゆえアイゼンハイムに共感を示す。

栗原英雄(くりはら ひでお)

生年月日 1965年7月4日
出生地  栃木県
身長 174cm
血液型 B型

劇団四季で『コーラスライン』、『ライオンキング』、『マンマ・ミーア!』など多数出演。退団後、ミュージカル、ストレートプレイ、映画などで活躍。テレビドラマ『真田丸』、『半沢直樹』、舞台『タイタニック』、ミュージカル『パジャマゲーム』 、『メンフィス』など。2022大河ドラマ「鎌倉殿の13人」大江広元役で出演予定。

ジーガ:濱田めぐみ

役柄

アイゼンハイムと共に巡業している、成功に執心する興行主。原作映画では男性が演じている。

濱田めぐみ(はまだ めぐみ)

生年月日 1972年8月2日
出生地  福岡県
身長 165.5cm
血液型 B型

音楽座を経て劇団四季へ入団。入団3ヶ月弱で『美女と野獣』ヒロインのベル役でデビュー。『ライオンキング』、『アイーダ』、『ウィキッド』などオリジナルキャストでヒロインを演じる。退団後も『ラブ・ネバー・ダイ』、『サンセット大通り』、『メリー・ポピンズ』など多くの作品にヒロイン役で出演。

三浦春馬さんのアイゼンハイム

主役アイゼンハイム役の予定だった三浦春馬さんの記録

公式ツイッター

当初のパンフ

世紀末のハプスブルク家とリンクしている作品

ストーリー自体はフィクションですが、原作映画『幻影師アイゼンハイム』では世紀末のハプスブルク家とリンクする箇所がいくつか。

皇太子レオポルドは皇太子ルドルフ

国の行く末を案ずる過激派で、ハンガリーの後ろ盾で皇帝になろうとします。

ただし映画『幻影師アイゼンハイム』で皇太子レオポルドは冷酷で暴力的な人物に描かれています。皇太子ルドルフの性格すべてが受け継がれたようには思えません。

これについては、千街晶之氏の「原作と映像の交叉光線 ミステリ映像の現在形」に、レオポルドの性格にはルドルフ死後皇太子になった、フランツ・フェルディナント大公(サラエヴォ事件で暗殺された皇太子)のイメージが交えてあるのではないか?と書かれていて興味深いと思いました。

フランツ・フェルディナント大公が実際に暴力的だったのかわからないのですが(愛妻家のイメージです)、プライドが高く攻撃的でフランツ・ヨーゼフ一世とも仲が悪い人でした。

映画ではルドルフの部屋へ続く廊下に鹿の剥製がずらっと並びます。私は実際に狩猟の館に使われ悲劇の現場となったマイヤーリンクを連想しましたが、同じく千街晶之氏の著書には、フランツ・フェルディナントは生前6000頭の鹿を撃ち殺したとされ、このことからもフランツ・フェルディナントのイメージを取り入れているのかもしれません。

あと、映画タイトルになっている「Illusionist」。

ネタバレになるので詳しく書くのは避けますが、マイヤーリンク事件の犠牲者、マリー・フォン・ヴェッツェラに起こったことに絡めている可能性もあります…

詳しくは本に書かれているので、興味のある方はどうぞ↓


原作と映像の交叉光線 (ミステリ映像の現在形) (キイ・ライブラリー)

さて、ハプスブルク家にリンクしている箇所は他にも。

映画でアイゼンハイムが肖像画を描くシーンがあり、そこに出てきたのはお鬚を蓄えたフランツ・ヨーゼフ一世。その肖像画をみた人々がレオポルドの「父上」と呼びます。

レオポルドがソフィに「母は16歳で子供を産んだ」といい、これはルドルフの母エリザベートを指しています。

レオポルドと婚約間近のソフィも、「自由が無い」と嘆くなどエリザベートの人物像が若干投影されているよう。

ソフィはハンガリー人から人気があるため、ハンガリーの後ろ盾で皇帝になりたいレオポルドが政略結婚をもくろみます。

これもハンガリーを愛し愛され、オーストリア・ハンガリー帝国の成立に大きな働きをしたエリザベートを思わせるところです。

もっとも、史実ではエリザベートはフランツ・ヨーゼフ一世の一目惚れで結婚しているので、そこに「愛」がありました。

あと一つ。

映画では、この作品はウール警部の目線で語られることも多く、一体誰の物語なのか?と考えさせられます。

このあたりは、エリザベートを暗殺したルキーニの悪夢で始まるミュージカル『エリザベート』を彷彿させます。(映画製作の際に、ミュージカル『エリザベート』を参考にしたかは不明ですが😳)

エリザベートやルドルフに興味のある方はこちらもどうぞ↓

登場時間20分弱!エリザベート歴代ルドルフ役(東宝・帝劇ミュージカル)について 東宝ミュージカル『エリザベート』基本情報(あらすじ・曲・登場人物など)まとめ ミュージカル『エリザベート』&ハプスブルク家おすすめの関連本

『イリュージョニスト』原作映画(DVD)


The Illusionist – Trailer
by YouTube ムービー


幻影師 アイゼンハイム [DVD]

ミュージカルの原作になっているのが映画『幻影師 アイゼンハイム 』。

(エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル出演。)

『幻影師 アイゼンハイム 』の動画配信は現在なく(2020年6月末現在)、

ブルーレイも出ていないので、見られるのはDVDです。

私はツタヤで『幻影師 アイゼンハイム 』DVDをレンタルしてみました。

TSUTAYA TV/DISCASでDVDを探す→

きねちゃん

私はミュージカル観劇前にみてしまいましたが、ミステリー要素が大きく、結末を知らない方が舞台初回は楽しめると思います!
映画『幻影師アイゼンハイム』(イリュージョニスト)動画配信はまだ。みるならDVDレンタルで

原作本


バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

10の短編をつづった小説本。この中の一つが、「幻影師、アイゼンハイム」です。

チケット発売

後日発表

梅田芸術劇場 先行予約ご案内登録フォーム
ミュージカル『イリュージョニスト』チケット先行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。