『ノートルダムの鐘』(ディズニーアニメ映画)あらすじ、曲、キャストなど基本情報まとめ!

昨日からの続きのように、当たり前に過ごす、今日という一日。

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でもある人にとっては、勇気を振り絞って、一歩外の世界へ踏み出した、特別な一日かもしれない。

もし、その人の見た目が怪物といえるほど醜かった場合、人々はどう反応するのか?

そもそも怪物とは一体何なのか?

きねちゃん

こちらはディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」に関する記事です。ミュージカル舞台版「ノートルダムの鐘」」については次の2つの記事にまとめてあります↓

ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘(NOTRE-DAME DE PARIS)」は、1996年に公開された映画です。原作はフランスの小説家、ヴィクトル・ユゴーが書いた「NOTRE-DAME DE PARIS(パリのノートルダム)」。

人種差別、人間の欲望に踏み込んだ作品で、他のディズニーアニメ作品と比べると内容はシリアス。ただ、原作と結末が違い、ハッピーエンドで終わります。映像、音楽ともに美しく根強いファンがいる作品です。

基本情報

原作 ヴィクトル・ユーゴー
監督 ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ
脚本 タブ・マーフィ、アイリーン・メッキ、ボブ・ツディカー、ノニ・ホワイト、ジョナサン・ロバーツ
製作 ドン・ハーン
作曲 アラン・メンケン
作詞 スティーヴン・シュワルツ

公開:1996年6月21日北米
   1996年8月24日日本

上演時間

90分

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作品評価

主人公カジモドの容姿が醜い、プリンセスや王子様が登場しない、と、ディズニーらしくない作品です。内容のシリアスさからも興行的には期待したほどではありませんでした。しかし映像の美しさは、1990年代長編ディズニーの中でも屈指で高評価。まるで絵画のようです。

きねちゃん

映画公開時は興行収入が伸び悩んだとはいえ、一度観た人からは評価の高い作品なんですよ☆

また、音楽への評価が高い作品で、宗教風な荘厳な曲から民族調の曲まで、バラエティに富んでいます。作曲は「アラジン」「美女と野獣」「リトル・マーメイド」などディズニー作品でおなじみのアラン・メンケン氏。

ノートルダムの鐘のキャラクターの中では、特にヒロインのエスメラルダ、ヴィラン(悪役)のフロローが人気です。

エスメラルダは、東京ディズニーランドのファンタジーランドに出没するので、タイミングが良ければ合うことができます。フロローは2018年現在、ワンマンズ・ドリームⅡに出演中です。

作品特徴

娯楽
(3.0)

悲劇
(3.0)

ラブ
(4.0)

ノンフィクション
(1.0)

子供向け
(3.0)



物語の舞台:フランス、パリ

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ディズニーアニメ映画「ノートルダムの鐘」あらすじ(ネタバレなし)

人物相関図


15世紀のフランスパリ。最高判事のクロード・フロローはジプシー狩りの最中に、ジプシー女性を殺害する。彼女の抱えていた醜い赤ん坊もノートルダム寺院近くの井戸に捨てて殺そうとするが、ノートルダムの司祭によって止められ踏みとどまる。フロローはその赤ん坊に出来損ないという意味の「カジモド」と名付け、ノートルダム大聖堂の鐘つき塔に閉じ込める。

20年後、カジモドは容姿は醜いが、心優しい青年へと育った。フロローに言いつけで外に出ることは許されず、カジモドの友人は、3体の石像(ガーゴイル)だけだった。

年に一度のお祭りの日、カジモドは一度だけで良いからとノートルダム寺院から抜け出してみる。しかしそこで経験したのは、彼の容姿を恐れた人々からの暴力だった。

そんな彼を救い出したのが、ジプシーの美しい踊り子エスメラルダ。

カジモドを追ってノートルダム寺院の中までやってきてくれたエスメラルダにカジモドは惹かれていく。しかし、エスメラルダに惹かれたのはカジモドだけではない。護衛隊隊長で美男子のフィーバス、そしてフロロー判事までもエスメラルダに心を奪われる。

フロローは、エスメラルダを自分を惑わす魔女と考え、彼女を手に入れるために、パリを燃やす・・・

 
ディズニーアニメ映画「ノートルダムの鐘」ネタバレと結末を知りたい方はこちらをチェックしてください↓
『ノートルダムの鐘』(ディズニーアニメ映画)ネタバレと結末。カジモドは報われない?

主要登場人物

きねちゃん

「ノートルダムの鐘」は、アニメ版と原作、そしてミュージカル版で登場人物の設定やストーリーが異なります。ここでは、ディズニーアニメ版についてまとめてあります。

カジモド(主人公)

ノートルダム寺院に住む20歳の青年。生まれつき容姿は醜いが心優しく純粋な性格。寺院の鐘突き塔に閉じ込められているので、フロロー以外の人間と関わりがない。友だちは3体の石像(ガーゴイル)だけ。ある日、思い切って外の世界に出たことがきっかけで、ジプシー娘のエスメラルダに出会い、惹かれていく。

フロロー(最高判事)

最高裁判事で残虐な人物。自分では「正しい行いをしている」」と信じ込んでいる。パリの風紀を乱すジプシーを駆逐しようとするが、そのジプシーの踊り子、エスメラルダにゆがんだ欲望を抱いてしまう。彼女が手に入らないのであれば、彼女を「自分を誘惑した魔女」として処刑しようとする。

エスメラルダ(ジプシーの踊り子)

美しいジプシーの踊り子。身分や立場の弱い人を差別するフロローに勇敢に立ち向かう。

フィーバス

護衛隊長でフロローに仕えるが、フロローがジプシーに対する仕打ちを見て、従うのをやめる。

クロパン

ジプシーのリーダーで、このストーリーの狂言回し。

石像(ガーゴイル)ユーゴ/ヴィクトル/ラヴァーン

ノートルダム寺院にいる石像(ガーゴイル)たちでカジモドの親友。ユーゴはぽっちゃり、ヴィクトルは長身でがっしり、ラヴァーンはしっかりもものおばあさん。彼らはカジモドの前でだけ動き、その他の人間の前では単なる石像になる。
尚、ユーゴとヴィクトルの名前は原作者ヴィクトル・ユゴーから使われている。

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ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」のみどころ

①「誰かが僕を愛してくれるなら」カジモドの願い

「お前は醜い」「怪物だ」とフロローから言われ続け、ノートルダム寺院に閉じこもって生活していたカジモド。

でも許されるならみんなの元に行きたい。日の光を浴びて散歩をしてみたい。

孤独に生きてきたカジモドが歌う「Out There/僕の願い」が感動的です。ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」では、劇団四季にいた石丸幹二さんがカジモドの日本語吹き替えをしています。石丸さんの優しい声がカジモドにぴったりで、カジモドの切ない思いに胸が熱くなります。

②強く美しいエスメラルダ

ディズニー作品にはシンデレラや白雪姫のようなプリンセスがよく出てきますが、エスメラルダはプリンセスではありません。ジプシーの踊り子です。

エスメラルダの魅力は、自分自身への願いではなく「他の人の幸せを願う」自立した強さ。自分自身も国から迫害されるジプシーという立場ながら、カジモドのような立場の弱い人を守る姿勢を貫き、ディズニーヒロインの中でも非常に人気があります。

②他のディズニー作品の悪役とは違うフロローの魅力

残虐なディズニーヴィランのフロローですが、実は人気の高いキャラクターです。他のディズニー作品のヴィランが、悪魔や魔女であるのに対し、フロローは自分の欲望をコントロールできなかった人間らしいキャラクターであることが理由の1つです。

フロローはジプシーへの偏見が強い人物です。しかし当時はそれが珍しい事ではなく、彼は職務上ジプシーを取り締まる立場でした。問題は、彼がジプシーの「エスメラルダ」に惹かれてしまったこと。

自分の主義主張と矛盾する抑えられない欲望が、「エスメラルダは魔女だから私を誘惑したのだ」という思いに変わり、エスメラルダを追い詰めていくのです。

フロローを単なる悪人としてみる事もできます。でも「手に入れられないのなら一層、死んでほしい」という激しい想いに、思わず分かるとうなづく人もいるのではないでしょうか。

また、冷酷にみえるフロローが実はそればかりでもないのでは?と思えるのが、人気が高い2つめの理由です。

カジモドに対して冷たく支配的な面のあるフロローですが、毎日カジモドの元へ食べ物を運び、一緒に食事をしています。また、フロロー以外の人間と関わりのないカジモドが「言葉」を理解しているのは、フロローがカジモドに教育したからです。

ディズニー映画版では、フロローを分かりやすいキャラクターにするために、悪人にみえるよう描いています。しかし映画「ノートルダムの鐘」の原作、「NOTRE-DAME DE PARIS(パリのノートルダム)」でのフロローは情の深い人物で、アニメ映画版もよくよく見ると、原作の名残が感じられます。

見れば見るほど深みのあるのが、フロローというキャラクターなのです。

④美しく壮大な音楽

キリスト教建築物の世界遺産「ノートルダム大聖堂」が舞台なだけあって、荘厳な曲から始まります。カジモドが一日だけ外の世界で行きたいと願う「Out There/僕の願い」、祈りに満ちた「God Help the Outcasts/ゴッドヘルプ」など、美しい旋律の曲が多い作品。フロローが歌う「地獄の炎」も、エスメラルダへの欲望と葛藤が激しく感じられる名曲です。

尚、ディズニーランドやディズニーシーのショーで、オープニングの「ノートルダムの鐘」や、お祭りのシーンで使われる「トプシー・ターヴィー」などの曲が使われることがあります。

またアニメ版のエンディング曲で使われる「Someday/いつか」は、ケルティックウーマンなど有名歌手にカバーされています。

⑤愉快な石像(ガーゴイル)たち

大聖堂に一人暮らす、カジモドの唯一の友達が3人の石像(ガーゴイル)。ガーゴイルとは怪物などをかたどった彫刻のこと。食いしん坊のユーゴ、がっしりしたヴィクトル、お婆さんのラヴァーン。カジモドに共感し励ます優しい存在です。

アニメ映画「ノートルダムの鐘」をみると、彼らが話したり動くのは、カジモドが1人でいる時だけ。例外としてエスメラルダが連れてきたヤギのジャリの前で、ユーゴがからかうように動くシーンがあります。エスメラルダやフロローといったカジモド以外の人間の前では、彼らは動きません。

これは一体どういう事なのか?深く考えると切ない真のストーリーがみえてきます。(関連記事:ガーゴイルの存在)

⑥あのベルも?探すと楽しいディズニーキャラたち

ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」には、他のディズニーキャラクターもちらっと登場します。カジモドが歌う「Out There/僕の願い」では、パリの街のシーンに、美女と野獣のベル、アラジンの魔法の絨毯、ライオン・キングのプンバァが出てきます。ある1シーンに3つ一緒に出てくるので、どこなのか探してみると楽しいですよ。

「ノートルダムの鐘」はつまらない?

ノートルダムの鐘が描く世界は、ディズニーらしい「夢の国」ではなく、差別や偏見といった現実を描いています。プリンセスや王子様が登場するハッピーな作品が好きな人は苦手に感じるかもしれません。

しかし残酷な世界から目をそらせなかったディズニーの挑戦ともいえる作品で、シリアスな面もある分、感動もより深いです。ディズニーアニメらしく、最後はハッピーエンドなので楽しく観ることもできます。

ディズニーアニメの「ノートルダムの鐘」は、特に映像と音楽が美しいので、ミュージカル作品が好きな人にはおすすめですよ。

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キャスト


役名 オリジナル声優 日本語吹き替え
カジモド トム・ハルス 石丸幹二
エスメラルダ デミ・ムーア
歌:ハイジ・モーレンハウアー
保坂知寿
フロロー トニー・ジェイ 日下武史
歌:村俊英
フィーバス ケビン・クライン 芥川英司
クロパン ポール・カンデル 光枝明彦
ユーゴ(石像) ジェイソン・アレクサンダー 治田敦
ヴィクトル(石像) チャールズ・キムブロー 今井清隆
ラヴァーン(石像) メアリー・ウィックス、ジェーン・ウィザース 末次美沙緒
カジモドの母親 メアリー・ケイ・バーグマン 末次美沙緒
司祭 デヴィッド・オグデン・スティアーズ 松宮五郎
歌:佐川守正

ディズニーアニメ版のフロローの歌を担当した劇団四季の村 俊英さんは、2018年に、ミュージカル「ノートルダムの鐘」でもフロロー役で舞台に立ちました。映画公開か20年以上たって、オリジナルフロローが登場するという事で、大きな話題を呼びました。

曲(ナンバー)一覧


英語タイトル 日本語タイトル 日本語キャスト
The Bells of Notre Dame ノートルダムの鐘 光枝明彦、佐川守正、村 俊英、日下武史、松宮五郎、ミュージッククリエイション
Out There 僕の願い 村 俊英、石丸幹二、日下武史
Topsy Turvy トプシー・ターヴィー 光枝明彦、ミュージッククリエイション
Humilation フェスティバル
God Help The Outcasts ゴッド・ヘルプ 保坂知寿、ミュージッククリエイション
The Bell Tower ベル・タワーへようこそ
Heaven’s Light/Hellfire 天使が僕に/罪の炎 石丸幹二、村 俊英、日下武史
A Guy Like You ガイ・ライク・ユー 今井清隆、治田 敦、末次美沙緒
Paris Burning 災い
The Court of Miracles 奇跡の法廷 光枝明彦、ミュージッククリエイション
Sanctuary サンクチュアリ!
And He Shall Smite the Wicked フロローの最期
The Bells of Notre Dame-Reprise ノートルダムの鐘 リプライズ 光枝明彦、ミュージッククリエイション
Someday サムディ All-4-One(オール・フォー・ワン)

有名な曲

The Bells of Notre Dame/ノートルダムの鐘

オープニングの「ノートルダムの鐘」はディズニーランドやシーのショーで使われることがあります。

Out There/僕の願い

ノートルダム寺院に閉じこもって暮らしていたカジモドが外の世界へ出ようと歌うナンバー。声優でミュージカル出演もしている宮野真守さんが大好きな曲とラジオで語っています。

Topsy Turvy/トプシー・ターヴィー

年に一度のお祭り騒ぎの曲。ディズニーランドのファンタジーランドエリアに出没する「コート・ジェスター・カルテット」というサックス4人組のアトラクションでは、「トプシー・ターヴィー」を始まりの

スタッフ

原作 ヴィクトル・ユーゴー
監督 ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ
脚本 タブ・マーフィ、アイリーン・メッキ、ボブ・ツディカー、ノニ・ホワイト、ジョナサン・ロバーツ
製作 ドン・ハーン
作曲 アラン・メンケン
作詞 スティーヴン・シュワルツ
編集 エレン・ケネシア
製作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション

公開(北米) 1996年6月21日
日本公開 1996年8月24日

ディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」動画

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予告編


提供元
Disney Japan

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