ミュージカル『ノートルダムの鐘』ネタバレと結末!愛をつらぬいたカジモド

ディズニー版、劇団四季の「ノートルダムの鐘」のネタバレありのストーリーのご紹介です。

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ノートルダムの鐘を未見で内容をよく知らないという方は、最初に下記のまとめをチェックしてください。主要登場人物の説明、見所を紹介しています♪

ミュージカル『ノートルダムの鐘』(ディズニー版/劇団四季)あらすじ、見所、ナンバーまとめ!

ミュージカル『ノートルダムの鐘』ネタバレありのあらすじ

人物相関図

みなしごのフロロー兄弟

舞台は15世紀末のパリ。

みなし子の兄弟、クロード・フロロー(兄)とジェアン・フロロー(弟)は、ノートルダム大聖堂に引き取られ育つ。

真面目な兄に対し、弟のジェアンは不良。ある日、教会にジプシー女を連れてきてしまったジェアンを、兄のクロードは神父の前に突き出してしまう。そのせいで、ジェアンは教会を追放。ジプシー女と伴に出て行ていく。

数年後、ノートルダムの大助祭へと出世したフロローのもとに、弟から手紙がくる。

駆けつけてみると、弟は病で死に近い状態だった。自分の代わりに育ててくれと、託されたのが見にくい赤ん坊だった。

フロローはその赤ん坊をみて「悪人は罰を受けるんだ…」とおののく。

ジェアンが死に、フロローはその赤ん坊を抱えて途方にくれる。一瞬、殺してしまおうかと思ったが、「石像の突き刺さるような視線」によって思い留まる。

そして、自分がジェアンの代わりに「これ」を育てようと決意。「できそこない」という意味の、カジモドと名付ける。

ポイント
ジェアンがジプシー女と逃げた、という事実が、フロローにとっては非常に重要です。
のちの、彼のエスメラルダに対する複雑な感情にも関係してきます。

大聖堂の中から外の世界へ出るカジモド

フロローに引き取られたカジモド。20年間ずっと大聖堂の鐘楼で暮らしている。

友達は石像、ガーゴイル(彫刻)、鐘、窓。

フロローからは「お前は醜いから外には出るな」「世間は残酷だ」と言われて、それを守っているが、外の世界へのあこがれの気持が強い。

一年に一度の「らんちき祭りの日」。カジモドは勇気を出して大聖堂の外の世界へ出てみる。

歌:陽ざしの中へ(out there)/カジモド

ポイント
舞台ではガーゴイルや石像がカジモドと会話をします。このガーゴイルや石像はカジモドのイマジネーションフレンド。つまり想像上の友達です。

エスメラルダとカジモド

お祭り騒ぎを楽しむカジモドだが、「醜い王様」を決めるコンテストに出たところ、カジモドの姿を観た民衆が騒ぎ、罵りや暴力を振るわれる。

現実を知って打ちのめされるカジモド。

しかし、そんなカジモドを救ってくれたのが、美しいジプシーの踊り子・エスメラルダだった。

お祭りの後、すごすごと大聖堂へ戻ってきたカジモドをエスメラルダは追ってくる。

フロロー以外の人間が、カジモドが住む鐘楼にやってきたのは初めてだった。

「石像、ガーゴイル、鐘、窓も友達・・・・いや、そんなのバカみたいだ」と言うカジモドの手を慌てて取り、「そんな事ない、あなたのお友だち、素敵よ」と伝えるエスメラルダ。

エスメラルダのやさしさに触れ、今までにない感情を覚えるカジモド。恋心が芽生える。

エスメラルダとフィーバス

エスメラルダに恋をしたのはカジモドだけではなかった。

大聖堂警備隊長のフィーバスもエスメラルダに惹かれた。

–フィーバスは、ジプシーを取り締まっているフロローの配下なので、エスメラルダにとっては敵–

と、最初はフィーバスに対して好戦的なエスメラルダだったが、お互い惹かれていく。

エスメラルダとフロロー

そして、カジモドの叔父であるフロローもエスメラルダに欲望を抱く。

人前で踊るエスメラルダに、魅力と嫌悪感を同時に感じていたのだが、彼女がみせた聡明さについ心を奪われてしまったのだ。

大聖堂でエスメラルダに「ここに住まないか….一緒に….」と迫る。

それに対して「わかっているの?私をみるその目つき」とエスメラルダに自らの欲望を指摘され激昂。

エスメラルダを大聖堂から追い出し、カジモドにも「エスメラルダの事は決して考えるな!」と命令する。

しかし、フロロー本人がエスメラルダを忘れられず、夜な夜なパリの街を徘徊する。

フィーバスと一緒のエスメラルダをみて、「下品だ」「あの女は悪魔だ」と、パリの街中を燃やし尽くしてもエスメラルダを捕らえようとする。

歌:地獄の炎(Hellfire)/フロロー
歌:エスメラルダ(Esmeralda)/全キャスト

フィーバスを匿うカジモド

フロローから逃げる際、怪我をしたフィーバスをかくまう為に大聖堂にやってきたエスメラルダ。

カジモドにとっては恋敵になるフィーバスだが、エスメラルダの頼みは断れず、カジモドはフィーバスを匿う。

その際、エスメラルダはジプシーの隠れ家「奇跡御殿」の地図を示すペンダントをカジモドに手渡す。

エスメラルダが自分にくれた特別なお守り…..

必ずエスメラルダを救い出し、安全な場所に匿って花嫁のように大事に守ろうと決意する。

カジモドにニセの情報を与えるフロロー

カジモドの様子がおかしい事から、フロローは「ジプシーの隠れ家をみつけた。明日の朝、襲いに行く」と嘘の情報を流す。

カジモドに道案内をさせるためだ。

慌てて奇跡御殿へ向かうカジモドとフィーバス

フロローから偽情報を聞いて、慌てて奇跡御殿へと向かうカジモドとフィーバス。

身体が不自由でろくにしゃべれないカジモドに「君が行くって?馬鹿な」と取り合わないフィーバスに対し、カジモドは

「エスメラルダが僕にくれたお守りがある」とみせつけ、自分こそエスメラルダを守るんだ、と強い決意をみせる。

結局、二人で向かうが、奇跡御殿を見つけた途端、ジプシーの王様、リーダーであるクロパンに捕らえられてしまう。

あわや殺されるところだったが、エスメラルダが「2人は友達よ」と救い出す。

僕は醜いから

カジモドはエスメラルダを助けて安全なところに案内しようとする。

しかし、フィーバスは町を出ていくエスメラルダについていくと言い、エスメラルダもフィーバスと一緒に生きていこうとする。

身体が不自由なカジモドにとって、「エスメラルダについていく」という選択肢はない。

自分が守りたかったエスメラルダがフィーバスと伴に生きていこうとするのを目の当たりにし、「僕は醜いから」と自分に言い聞かせる。

フロローが襲ってくることを知ったクロパンとジプシーたちが、逃げ出そうとしたところ、カジモド達を追ったフロローが警備隊を率いてやってくる。

エスメラルダとフィーバスは捕らえられ、カジモドは大聖堂につながれてしまう。

牢屋でのエスメラルダとフロロー

捕らえられたエスメラルダのところにフロローがやってくる。

「なんでこんなことをするのか?」と問うエスメラルダに

「わからない。ここ数週間で、自分が人間であるという事を思い知らされた。愛してくれ…エスメラルダ」とフロローが襲いかかる。

悲鳴を上げたエスメラルダ。

フロローは、エスメラルダが自分のものになれば、エスメラルダもフィーバスも助けるが、そうでなければ火あぶりにすると脅迫する。

処刑前の時を過ごすエスメラルダとフィーバス

フロローの条件をエスメラルダから聞いたフィーバスは、

「僕のことはいいから、自分が助かる方法を考えるんだ」とエスメラルダに伝える。

しかし「フロローのものになる事が、助かることとは言えない」と死を選ぶエスメラルダ。

夜明けまで二人は一緒に過ごす。

歌:いつか(Someday)/エスメラルダ、フィーバス

葛藤するカジモド

エスメラルダが処刑されないように「助けに行け」とカジモドにけしかけるガーゴイルたち。

しかしカジモドは動かない。

外の世界なんてつらいだけだった。こんな醜い自分をだれが愛するというのだ。一層のこと石になって感情を無くしてしまいたい。ご主人様(フロロー)は現実を教えてくれた。君たち(ガーゴイル)とは違うんだ、と友達のガーゴイルたちを遠ざけてしまう。

歌:石になろう(Made of Stone)/カジモド

カジモドは決意した!

火あぶり寸前のエスメラルダに近づくフロロー。「私のものになれば助ける」というフロローに対してエスメラルダはツバを吹きかける。

フロロー自身でエスメラルダに火をつけ、エスメラルダの悲鳴があがる。

その瞬間、カジモドはエスメラルダを助けること決意。

エスメラルダを救い出し、「サンクチュアリー!聖域だー!」と叫ぶ。

大聖堂は聖域で守られているので攻撃されないはずだった。しかしフロローが命令を下し、扉をこじあける。

カジモドは石を投げ、溶けた鉛で警備隊たちを追い払う。

あなたも美しい…素敵な友達

無事にエスメラルダを救い出したカジモド。「ここは君の家だよ」と伝え、エスメラルダを抱き起す。

美しい大聖堂の朝。「あなたも美しいわ…あなたは素敵な友達よ」というエスメラルダに、カジモドも「友達だ」と優しく答える。

そしてエスメラルダの身体から力が抜ける。

「エスメラルダ…?」「起きて…?」

しかし彼女は応えない。

悪人は罰を受ける

「死んだのか」とやってきたフロロー。

「彼女が選んだことだ。私は愛することも出来た」というフロローに対し、「お前に愛の何がわかるんだ」と言い返すカジモド。

「弟を愛していた…」と伝えるフロローだが、「悪人は罰を受けるんだ」と、フロロー自らが弟のジェアンに言ったセリフそのまま、カジモドに返される。

そして、カジモドはゆがんだ背骨を折りながら身体を伸ばし、フロローを突き落とす。

数年後、発見された2つの遺体

数年後、ノートルダム大聖堂の地下室で、二体の白骨化した遺体が発見された。

一方の女は、編んだ魔除けの首飾りを胸に。もう一方の男は、ひどく背骨が折れ曲がっていたという。

二体の遺体を引き離そうとした時、男の骨は砕け散った。粉々に。

きねちゃん

エスメラルダに選ばれなかったカジモド。でも彼は死ぬまでエスメラルダに寄り添いました。

「結末は、観客自身が見つけてほしい」

悲劇ですがとても誠実で、ほのかな変化の可能性や愛の広がりといった希望もある。「善」と「悪」という単純な物語ではなく、あらゆる登場人物に「光」と「影」があり、多様なニュアンスが折り重なっているのです。

「ノートルダムの鐘」演出 スコット・シュワルツ氏インタビューより
https://www.shiki.jp/applause/notredame/learn_more/interview.html

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ミュージカル『ノートルダムの鐘』はつまらない?合わない人は?

非常に美しい作品ですが、テーマが重いため一部には苦手な人がいるかもしれません。

映画版とは結末が違うので、映画版をみてからミュージカル「ノートルダムの鐘」をみると、驚くはず。

また小さい子供がこの作品を理解するのも難しいかもしれません。

フロローがエスメラルダに迫るシーンや、エスメラルダとフィーバスのキスシーンもあるので、親子で観劇したら気まずかった、なんていう感想を耳にすることもあります。

それでも観劇後は、「圧倒された」「感激した」という声が多い作品です。また、逆に偏見や差別をテーマにしている事などから、子供にみせたいという方もいて、親と一緒の小学生の姿も劇場でみます。

きねちゃん

作品の受け止め方は人それぞれですが、何かしら心に残る名作なのは間違いありません。

観た人たちの感想

ゴールデンボンバーの歌広場さんも観劇されていました↑

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